Gray-mama’s blog

発達障害グレーゾーンの子育てブログです。

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小学校高学年

前回は5年生の時に行われた、林間学校の事を書かせていただきました。

高学年になってからは本当に大変な2年間だったと思います。

Grayちゃんにとっても、早生まれと言うことだけでは解決できない、何かモヤモヤしたものがあったのだと思います。

 

忘れ物は相変わらず多く、高学年になると連絡帳を書いたのかを、先生がチェックしなくなり、板書を写すことが苦手なGrayちゃんはもちろん連絡帳を書いてきません。

そもそも連絡帳に書いていないので、何が必要なのかもわかりませんでした。

それでもやはり、授業に必要なものがないと、自分も困りますし、他のお子さんにも迷惑がかかります。最悪の場合は授業に参加できないこともあるかもしれません。

なるべく同じクラスのお友達のお母さんに聞いたりして、持たせていましたが、私の仕事の都合上、帰りが遅くなってしまったときなどは、連絡を取ることができず、持ち物がわからない日も多くありました。

 

以前にも書きましたが、宿題も5年生になってからは、本当に多く、特に5年生の担任の先生は何度も反復して行わせる宿題が多かったので、本当に時間をかけて宿題をしていました。漢字の書き取りも3回づつとか、5回づつとかその日によって回数も違っていましたし、算数ドリルなども、3回は繰り返しやっていました。

1回やって、写してしまえばいいのにとも思い、こっそり入れ知恵をしてみたこともありました。その時はそうだね。なんて言って、1回やったものを写していったこともありましたが、写すことも苦手なGrayちゃんです。写すことも忘れてしまい、毎回毎回、算数ドリルには苦戦していました。

 

ゆっくりと時間をかけて、順序よく説明すると、算数も解けるのです。

応用が利かないことと、最初からあきらめてしまい、問題すら読まない…

算数に苦手意識ができてしまったのもこの時期だと思います。

幸い言葉の理解はあり、時間をかければできることから、学習障害を疑われることはありませんでした。

 

高学年になると、下級生をお世話したり、学校のお手伝いをしたりする活動も増えてきました。

Grayちゃんは末っ子で、いつも赤ちゃん扱いをされていたせいなのか、自分よりも小さい子の面倒をみるのは嫌いではありませんでした。

しかも下級生に対しては、劣等感を感じることは少ないので、下級生と関わるお手伝いはよくしていたようです。

6年生の時は、委員会活動で、園芸委員になり、委員長を務めさせていただきました。

我が家は親子揃って三代目JSOULBROTHERSの岩田剛典さんのファンなのですが、ちょうど園芸委員になる前に、植物図鑑~運命の恋ひろいました~という映画が公開され、色々な野草や花に興味を持った時期でした。

色々なタイミングで委員長をやらせていただくことができ、Grayちゃんとっては自信につながる良い経験だったのではないかと思っていたのですが、やはり委員長となると、責任も重く、初めの頃は良かったのですが、行動の遅いGrayちゃんには負担が大きかったようです。が、先生のお力もあり、1年間やり遂げました。

やはり、周りの方々の協力があってこその達成感だったと思います。

 

高学年の時期は、チャレンジしてみるものの、途中で挫折してしまう出来事も多かったと思います。

できない事での挫折と言うよりは、できるけれども、周りのお子さんたちの行動が早く、そのスピードに追い付けずに諦めてしまうことが多かったのかな?と思います。

出来ないと思いたくない、親の欲目かもしれませんが‥

 

6年生になって担任の先生も変わり、宿題は少し楽になりました。量的にはそれほど変わっていなかったと思いますが、反復の宿題がググっと減りました。

漢字と算数両方の宿題が出たりはしていましたが、反復して行うことが苦手だったGrayちゃんには少し楽になっているように見えました。

6年生は男の担任の先生だったこともあり、聞いてもらいたいと思っていることの半分も言えていなかったようです。

口が達者なGrayちゃんは、口では偉そうなことをいう割には、やらなくてはいけないことがきちんとできないので、疎まれていたのだと思います。

6年生ぐらいになると、女子は特に難しい時期になります。

目立った暴力のようないじめはなかったものの、気持ちの面では落ち込むことも多かったようです。

そもそも学校の事を話してくれるタイプの子ではなかったので、学校の事を聞いてもあまり話してくれませんでした。聞いても別に‥とか、普通‥とか。

今は、小学生時代は黒歴史だから‥などと言っています。

でもやはり、具体的にどのようなことがあったのかは今でも話してくれません。

 

高学年になってからの2年間は本当につらい2年間だったのだと思います。

6年生になってからは、ウソや、ストレスからくるせいなのか、いたずらのようなことも増えました。

英語の先生のお宅で、トイレを借りてトイレスタンピーを押しまくったり・・・

でも自分はやっていないとわかりやすくウソを言います。

学校のものを壊して呼び出されたこともありました。

そんなこともあり、英語の先生に中学に入る前に一度、病院を受診されてみては?

と、すすめられました。

わたしもウソの件は気になっていましたし、そのころからは、少しづつ発達障害のことも調べる様になっていたので、受診してみることにしました。

 

次回は病院選びから、受診に至るまでを書いていきたいと思います。