Gray-mama’s blog

発達障害グレーゾーンの子育てブログです。

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林間学校

前回、教育相談を受けることになった経緯や、ウィスクの結果などについて書かせていただきましたが、今回はその結果を受けてからの、経過を書かせていただきたいと思います。

 

教育相談の先生と話をして、Grayちゃんのテスト結果は得意な事を中心に伝えました。

言葉での理解力が高いため、

・なるべく人の話はきちんと聞くこと。

・できないことも、恥ずかしい事ではないので、わかるまで聞くこと。

その2点を中心に伝えたかと思います。

逆に苦手な事をどのように工夫して乗り越えていくかは、一緒に考えていきました。

 

空間認知について前回書きましたが、空間認知が苦手なことによって、はじめて行く場所の把握などが難しいらしく、迷子になりやすいそうです。

はじめて行くショッピングセンターや、近所のお友達の家に行くことも、一人では行かせないようにしていました。

 

5年生の夏休みに林間学校に行ったのですが、はじめて行く場所で心配はありましたが、集団行動ですし、学校行事ですので、Grayちゃんも心配はしていましたが、行かせました。

バスで目的地に着き、点呼をとり、トイレに行きたい人はトイレに行くように言われたそうです。行動の遅いGrayちゃんは少し遅れてトイレに行き、戻るのが遅くなってしまったそうです。そこで、まさかの・・・

置いていかれてしまったそうです。

もちろんGrayちゃんは初めての場所ですし、相当なパニックだったようです。

ただ、Grayちゃんの偉かったところは、パニックになりながらも冷静に、まず乗ってきたバスがまだあるか確認したそうです。

バスがあることは確認し、次に大人を探し、自分が置いて行かれたことを説明し、目的地の係りの方のところに連れて行ってもらったそうです。

言葉で説明ができたので、できた行動だと思います。

一番小さく、いつも一番前に並んでいるGrayちゃんが置いていかれるなんて、想像もしていませんでした。

その後、係りの方に連れて行ってもらい、無事クラスに合流できたそうです。何事もなく良かったです。

帰ってくるまで、学校からの報告はありませんでした。

帰宅する日、親は学校へ迎えに行くのですが、帰ってきて担任の先生ではない方が、笑いながら、トイレに行っている間においていかれてしまいまして…と話されました。

最初はGrayちゃんの行動が遅くて、そのようなことになってしまったのかと思い、すみませんと謝ってしまいました。

後から担任の先生から説明があり、確認不足で、おいていってしまったとのこと。

その時も笑いながら話されていました。

迎えに行ったときは、ご迷惑をおかけしました。と言ってしまいましたが、よくよく考えると、Grayちゃんは悪くないのです。

完全に学校側の確認不足。今思えば、もっと学校側を責めても良かったかもしれません。帰ってからとにかくGrayちゃんを褒めてあげました。

どれだけ不安だったか、本当に頑張ってくれたと思います。

このことは、今でもトラウマになっているらしく、林間学校のことは思い出したくない。と言っています。

夏休み明けの授業参観の際に写真販売があり、廊下に掲示されている写真を見て、買いたい番号を記入して購入するのですが、一枚も買いたくないし、いらないと言うのです。思い出だからと思い、私のほうで何枚か選び、購入しました。

Grayちゃんはかたくなに、買いたくないの一点張りでした。このことは学校にも説明し、購入した写真は私が学校に取りに来るので、本人には渡さないで下さいとお願いしました。

・・が、担任の先生は忘れてしまったのか、他のお子さんと同様に本人に持ち帰らせました。さすがに私もショックでしたし、Grayちゃんも写真なんかいらないと泣きじゃくりました。このことは本当に心が痛みました。

さすがにこのことはモンスターペアレントになっても良かったかな、とも思いますが、ご迷惑をおかけしているほうが圧倒的に多いなと思ってしまい、モンスターにはなれませんでした。

学校に対して、不信感がでてきたのもこのころからでした。

 

 

このころから、少しウソをつくことが多くなってきたように感じます。

具体的な内容は忘れてしまいましたが、苦手なことをウソでごまかすと言ったような内容だったと思います。

5年生の担任の先生は、今までの4年間の先生とは違い、高学年らしくと言うことを強調されていました。

Grayちゃんにとっては本当につらい1年間でした。宿題も他のお子さんたちよりも多く出されていましたし、居残り勉強のような事をさせられてたことも多々ありました。

私から見ると、5年生の時のほうが辛そうでしたが、Grayちゃん本人は6年生のときの担任の先生のほうがつらかったそうです。

 今でも、小学校時代のことは思い出したくもないと言います。

苦手なことがわかってきたものの、自分だけできない、劣等感のようなものを感じていたのかもしれません。

 

とにかく林間学校では頑張ってくれたようでした。

体力もないので、登山なども大変だったようです。

おいていかれた事件は1日目のことだったらしく、不安な中、3日間本当に頑張りました。今でも褒めてあげたいと思うのですが、Grayちゃんは思い出したくもない出来事なので、封印しています。

 

次回も高学年のことについて書いていきたいと思っています。